カーシェアリングは、レンタカー事業をベースとして国内の都市部を中心に始まりました。
2004年には対面で車両の貸し出し業務を行う義務がなくなったことで、国内の市場規模は急速に拡大しています。
ここでは国内外のカーシェアリング市場の動向についてトレンドを中心にご紹介しています。
急成長する個人間カーシェアリングのシェア率
カーシェアリングの実態:2019年3月更新
カーシェアリングには2タイプのサービスがあります。
一つはカーシェア事業者が運営するもので国内の最大手にはタイムズカープラスがあります。現状は点在する駐車場を利用して、車の貸し出しをしています。もう一つは個人間カーシェアリングで、車を所有する個人が借りたい人に貸し出すサービスです。
どちらのタイプも拡大傾向にありますが、本サイトでは特に個人間カーシェアリングについてスポットを当てて紹介しています。現在も急速に拡大する個人間カーシェアリングは「遊休資産」の有効活用という点でとても効果を発揮しています。
個人間カーシェアリングの有名なサービスは、国外ではTuroやGetaroundなどが知られています。
国内ではDeNAが運営するAnycaが急速に成長しており、2019年4月からはSOMPOホールディングスと新たに作ったDeNA SOMPO Mobilityという合弁会社がAnycaの事業を引き継ぐことになりました。
個人間という不安を拭い去る保険のサービス提供を検討しており、実質0円でマイカーが持てる構想を打ち立てています。また、DeNAとSOMPOホールディングスは、同時にマイカーリース事業の合弁会社「DeNA SOMPO Carlife」の設立も発表しています。
またdocomoが運営するdカーシェアも事業を急速に拡大しているので目が離せません。
さらに2019年4月からはIDOMによる「GO2GO」も新たにスタートします。このように目まぐるしく進化する業界にあって、個人間カ―シェアリングの分野は益々拡大が期待されています。
■2019年3月現在:個人間カーシェアリングサービス普及度の目安
サービス名 | 登録台数 | 検索範囲 |
---|---|---|
anyca(エニカ) | 7000台以上 | 2019年1月データ(全国に急速に広がっている) |
dカーシェア(ドコモ) | 6400台以上 | 2019年1月データ |
カーシェアリングの実態:2016年6月更新
矢野経済研究所の「レンタカー&カーシェアリング市場に関する調査結果 2015」によると、2014年のレンタカー市場規模が6,350億円(2013年比4.1%増⇒2020年には6,700億円の予想)。
一方で2014年のカーシェアリング市場規模は154億円(2013年比45.3%増⇒2020年には295億円の予想)となっています。
カーシェアリングはレンタカーの市場に比べると、まだまだ圧倒的に小さい市場です。
更に、そのカーシェアリングサービスのほとんどが従来型の「企業が車を提供するタイプのカーシェアリングサービス」です。
そんな中、IT大手のDeNAが2015年9月から始めた個人間カーシェアリングサービス「Anyca(エニカ)」が注目を集めています。
Anyca(エニカ)のサービスが始まる前から存在している個人間カーシェアサービスとしては「カフォレ」や「グリーンポット」などがありますが、Anyca(エニカ)は後発だけあって登録のしやすさ、公式アプリの使い勝手が他のサービスとくらべて群を抜いています。
下記は各社のサービスごとに登録されている車の台数を比較した表です。
■2016年4月現在:個人間カーシェアリングサービス普及度の目安
サービス名 | 登録台数 | 検索範囲 |
---|---|---|
anyca(エニカ) | 400台以上 | 2015年10月末データ⇒都内中心。 |
cafore(カフォレ) | 361台 | 2016年1月17日時点の「東京都」で登録されている台数を検索した結果 |
Greenpot(グリーンポット) | 約110件 | 2016年1月17日時点の「全国」で登録されている台数を検索した結果 |
こう見ると、やっぱりレンタカーサービスと比べるとまだまだ普及率が低いです。
ですが、一般のレンタカーと比べると利用料は半額以下のものがほとんどです。
利用者の立場からすると憧れの車がレンタカーの半額以下で借りられるのはとても魅力でしょう。
また、オーナーとしても車を使用していない空き時間で収入を得ることができるので、両社にとってメリットがあるのが個人間カーシェアリングの特徴です。
Anyca(エニカ)の運営元であるDeNAは、2016年春までに登録台数を2,000台に、ユーザー登録数を5,000人規模に増やす目標があるようで、かなり力を入れています。
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